最近良く聞く「超高速開発」
何がどう通常の開発と違うのか?
通常の開発と違う点は次のようなものと考えます。
・すぐに動くものが見える。
・クライアント環境の変化に対応しやすい。
すぐに動くものが見える。
通常の開発であれば顧客が動く画面が見えるようになるのは
開発の最終フェーズになります。最終フェーズで動くものを見せた場合に
そこで顧客との意見の相違があった場合は手戻りが非常に大きくなります。
超高速開発であれば早期に動く画面を顧客に見せることができるため
顧客との意識のずれがあった場合、早期に修正ができます。
そういう点のメリットが大きいと考えます。
クライアント環境の変化に対応しやすい。
通常の開発であれば、システムの稼働環境を想定して開発を行います。
例えばサポートするPCのOSはWindows10としてブラウザはIE11というように
稼働する環境を指定して開発を行います。
もし本番稼働後にOSやブラウザがバージョンアップする場合は
新しい環境の調査をした上で正しく動かない場合はプログラムを修正する必要があります。超高速開発ツールであれば設計情報からプログラムを自動生成するため、
自動生成エンジンが新しい環境に対応していれば、すぐに新環境に対応した
プログラムを自動生成します。当然テストは必要ですが、通常の開発と比較して
工数を削減することができます。
以上のように超高速開発にはメリットが多くあります。